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日々の徒然や妄想など
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久しぶりの日々妄想。

サイト用に
キド ← ソウ ← マカ ← キドというなんとも訳の分からないものに着手。
その結果、中途半端な状態になってしまって
迂闊にアップできないことに。

そんなこんなでこちらを更新。
ソウキドです。
「つづき」よりどうぞ



節が目立つが、男にしては綺麗な指だと思う。
どんな武器もソツなく使いこなすが、やはり銃器の扱いが一番か。
人差し指ではなく、小指をつかってトリガーを引く、独特のタイプ。
その扱い、体術との組み合わせを見て、

『鮮やかだ』

と素直に思う。

デスサイズになるのが目標ではあるが、
何時かは自分もあの手の中で力を振るうことが出来るのだろうか、と。
半分も魂を狩り終えていない、今の時点では遠い先のように思える。

そんなとき。
任務中にマカが風邪を引き、キッドが派遣されてきた。
姉妹も一緒かと思いきや、姉妹は姉妹で別の任務だという。
まぁあの二人は、お互い使いあう事が出来るから、
職人がいなくても任務をこなすことは可能と言えば可能だ。

「いくぞ、ソウル。」
「…おぅ…」

いつもとは違う声、違う波長。
相手はマカじゃない。キッドなのだから当然だ。
それなのに、どこか不思議な感覚が襲ってくる。

武器化をして、憧れでもあった、その手の中へ。
触れらた瞬間身体に走る衝撃。
波長が合っていないのだ、と感じる間もなく、キッドは器用に波長を合わせてくる。

さすが死神。

感心しきりのオレに、キッドの苦笑が伝わってきた。

「マカではない職人と組むのは初めてか?」
「え?…あぁ、まぁ…。お前の編入初日、ブラック☆スターと組んだくらいだな。」
「これでも俺は死神だからな。武器に波長を合わせることくらい、たやすいぞ。」

現在の死神様もデスサイズスを組織して、様々な武器を所持(?)している。
キッドからしてみれば、どんな武器も扱うことは当然なのだろうが…。

「お前も、デスサイズになるのが目標なら、マカ以外の職人にも慣れることだな。」

憧れていた指が、武器化したオレを撫でる。
愛おしそうな、優しい波長に満ちた指先。
想像していたよりずっと、心地良い波長。

「あぁ…そうだな。早く、お前のデスサイズになりたいもんだ。」

呟いたオレにキッドがなんと答えたか、攻撃を受けたその空気の唸りで、
聞き取ることは出来なかった。

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